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よく見て食べるメガネザルに学ぶ添加物

サル食

食べる前に確認しますか。?

メガネザルは周りの安全を確認しながら、エサに近づきます。一口食べるごとに首をふり周囲の安全を確認します。少しでも不安を感じると、素早くエサから離れます。用心深く近づいて手に入れたエサを食べている姿は愛らしいものです。

私たちのまわりにも、たくさんのエサ場があります。コンビニに立ち寄れば、大抵のものは手に入るでしょう。しかもみんなキレイで美味しそうな食べ物ばかりです。そんな食品を支えることが出来ているのは添加物のおかげです。添加物により、簡単においしい食べ物が用意でき、長期保存も出来て便利です。でも安全ですか?。メガネザルのように情報を取り入れることは大切だと思いますか?

つくられた味

うまみを調整したり、ダシをとらなくても美味しいスープが出来るのは添加物のメリットと言えます。しかし、その面倒をなくす代わりに、隠れたデメリットがあるかもしれません。添加物の原料を表にしました。

  • 胴クロロフィル→蚕のフン
  • キサンタンガム→バクテリアの排出物
  • L-システイン→動物の毛、羽毛
  • 光沢材、ガムベース→ラックカイガラムシメスの分泌液

などなど・・きりがありません。

きれい好きで、少しでも曲がっている野菜や、虫の付いた野菜は買わなかったり、クレームをつける人もいますが、蚕のフンとか、虫の分泌液は大丈夫なのでしょうか。

観察力

メガネザルは、遠くから食べ物を確認し、近くでも調べます。日本人は特に見かけの情報を頼りに食べ物を選んでいるように見えます。安全よりキレイを重視しているのかもしれません。あと安さも。遠くの情報つまり、その食品はどんなルートで私たちの口に入ることになるのか、どんな影響があるのか、少し意識しておくと原因不明の症状がやわらぐかもしれません。ちなみに私は車の運転前には、睡眠薬にふくまれるグリシンが添加物として入っていた場合には避けるようにしています。居眠り予防。

食べ物の選び方

自分で食事の準備をすれば、添加物の量を少なくすることが出来ます。〇〇の素系は手軽で便利ですが、ポン酢なども自分で作れます。面倒と思うのは、そういった生活の知恵よりも、便利な新商品を歌うメディアの影響を受けているからかもしれません。しかし、自分で料理するようになると、達成感や満足感が何倍にもなります。

素材選びに関しても、なるべく添加物の少ないものを選びましょう。虫がついてるくらいの方がむしろ安全な証拠です。隠れた虫のフン食べるよりはましだと私は思います。生協や無添加商品を多く扱う店も増えてきました。みんなの目が大きく開かれてきたのかもしれません。メガネザルのように用心深く食べることは大切です。

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